社会・経済

長崎のコロナウィルス感染の客船は「コスタアトランチカ」いつ寄港した?

長崎港に寄港している客船の乗組員が新型コロナウィルスに感染した。
その客船は「コスタアトランチカ」というイタリア船籍の客船です。

幸いにも、すでに乗客は下船していて他の乗組員に感染してないか確認中だということです。

この「コスタアトランチカ」はいつ長崎港に寄港しているのか、乗組員の行動歴はどうなのかを確認していきましょう。

目次

客船「コスタアトランチカ」のコロナウィルス感染の報道内容

 

客船「コスタアトランチカ」のコロナウィルス感染の報道内容を確認しましょう。

長崎港に停泊中の大型クルーズ船の船内で、外国籍の乗組員1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。船内にはほかにも発熱などの症状のある乗組員がいるということで、濃厚接触の可能性がある53人について検査が進められる予定です。

感染が確認されたのは長崎港に乗客を乗せずに停泊しているイタリア船籍の大型クルーズ船「コスタ・アトランチカ」の外国籍の乗組員です。

長崎県や長崎市などによりますと、この船は、先月25日にかけて長崎港にある三菱重工長崎造船所香焼工場で修繕を受けたあと、試運転などをへて、今月末までの予定で港に停泊しています。

乗組員は今月14日に発熱の症状がみられ、20日の検査で感染が確認されたため船内の個室に隔離されているということです。

ほかにも3人について検査が行われ、陰性だったということです。

船には外国籍の乗組員合わせて623人が乗り組み、ほかにも発熱などの症状のある人がいるということで、濃厚接触の可能性がある53人について検査が進められる予定です。

長崎県は国内での感染拡大を受けて、先月13日、乗組員の下船を控えるよう求めていたということです。

要約すると、

・客船の名前は、「コスタアトランチカ」

・乗組員1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認し、他にも発熱している乗組員がいる。

・感染者は船内の個室で隔離中

「コスタアトランチカ」の船員の感染源がどこなのか不明ですが、他の国に寄港中に感染したのか、それとも長崎寄港中に下船して長崎内で感染したか、長崎から観光などで他県に行って感染したのかなど色々なパターンが想像できますね。

船内感染の怖さはニュースで毎日耳にしていたので乗組員の感染蔓延がとても心配です。

(追記)
初めの外国籍の乗組員1人が重症となり、人工呼吸器の使用を始めた。
4/23日現在で、船内の感染者は計48人になっている。

客船「コスタアトランチカ」はいつから長崎港にいる?

客船「コスタアトランチカ」でコロナウィルス感染が判明したので、この客船はいつから長崎港にいたのかが気になります。

船員の全く船外にでていないという保証はないでしょうから。
息抜きに長崎市内の観光をしていたとかがあるかもしれません。
また、福岡まで日帰りもできるので、足を延ばして感染した可能性もあるわけです。

客船「コスタアトランチカ」がいつから長崎港にいたのかということですが、報道では、3/25まで長崎港で修繕を行っていたということなので、それ以前に入港しているということになります。

そこで、長崎港に寄港する客船のスケジュールを確認してみると、1月から3月にかけて何回も入港していることがわかりました。

1月に2回、1/17と1/29

3月に2回、3/26と3/27

4月の寄港の予定はないので、この3/26と27に寄港した時に何らかの感染をした可能性が高いのではないでしょうか。

客船「コスタアトランチカ」は上記日程で船を岸に付けて何らかの作業が行われていて、それ以外は長崎港の沖に停泊していたり、試運転でテスト航行をしていたと思われます。

客船「コスタアトランチカ」の修繕開始日が判明

「コスタ・アトランチカ」の修繕がいつから行われていたかということで調査していると、下記の報道を発見!!

三菱重工業は2020年2月25日(火)、コスタ・クルーズから「コスタ・アトランチカ」の修繕を受注したと公表した。

同船は2月20日(木)に長崎造船所香焼工場のドックに入渠済で、現状、2月末までの予定で外板塗装他の修繕工事が行われる予定。香焼工場ではこのほか、コスタ・クルーズから「コスタ・ベネチア」と「コスタ・セレーナ」についても岸壁係留の依頼を受けて協力している。

三菱重工によると、3隻の乗組員は日本入国時に検疫支所による検疫を受けた後、コスタ・クルーズの厳格な管理のもと船内居住している。また、修繕業務についても、厳格な新型コロナウイルスへの感染対策のもと実施しているとしている。

2020年2月20日(木)に三菱重工業の長崎造船所香焼工場に入船していたようです。

この報道によると、「日本入国時に検疫支所による検疫を受けた後、コスタ・クルーズの厳格な管理のもと船内居住している。」ということですが、いったいどこで感染したのでしょうか。

もし、行動歴で船外に出ていたとしたら大きな問題になりそうですね。

 

長崎での客船「コスタアトランチカ」コロナ感染のネットの反応

長崎での客船「コスタアトランチカ」でコロナ感染が発生したことで、ネットの反応はどうでしょうか。

 

長崎での客船「コスタアトランチカ」コロナ感染のまとめ

長崎での客船「コスタアトランチカ」での乗組員のコロナ感染をまとめると、

・「コスタアトランチカ」は2/20日から長崎にいる。
・乗組員は624人いて、感染確定1名以外に体調が悪い船員がいる。
・船内で感染が蔓延している可能性がある。
・下船して感染している可能性がある。

実際に「ダイヤモンドプリンセス」の問題があったので、とても怖いですね。
拡大しないようにしっかりと対応してもらいたいものです。