愛知県高浜市の保育園で細菌性赤痢の感染が確認されたことが発表されました。
細菌性赤痢とは?症状や予防法は?感染経路や原因は分かっていないとの事で心配ですよね?どのような病気なのか解説していきましょう。
実は昨年も保育所などでの感染者が出ていたのです。
合わせてお届けしていきましょう。
目次
愛知県高浜市の保育園で細菌性赤痢の感染者を確認についての報道内容
愛知県高浜市の保育園で細菌性赤痢の感染が確認されたことについての報道内容を確認しましょう。
3月、愛知県高浜市の保育園の園児ら11人が細菌性赤痢に感染したことが分かりました。このうち4歳の園児2人が現在も入院しています。
愛知県によりますと、高浜市の保育園に通う4歳の女の子が発熱や下痢を訴え病院で診察を受けたところ、3月11日に細菌性赤痢への感染が判明しました。
これを受けて保健所などは、感染した女の子が通う高浜市内の保育園のすべての園児や職員らの便を調べたところ、14日までに8人の感染が確認されたほか、病院で診察を受けた別の園児2人にも感染が分かりました。このうち、4歳の園児2人が現在、医療機関に入院していますが、症状は軽いということです。
愛知県によりますと、今のところ感染経路や原因は特定されておらず、県はまん延防止のために保育園の消毒を行うとともに詳しい原因を調べています。
要約すると、
・愛知県高浜市の保育園で園児ら11人が細菌性赤痢に感染。2人の園児が入院中、症状は軽い。
・高浜市の保育園に通う4歳の女の子が発熱や下痢を訴え、診察を受けたところ感染が確認された。
・感染経路や原因は特定されていない。
細菌性赤痢とは今の時代も出るのですね。保育園児の感染、感染経路や原因が分かっていないとなると不安ですね。新型コロナウイルスに加えて…本当に感染症は嫌なものです。
愛知県高浜市の細菌性赤痢とは?症状は?
愛知県は大変な事になっている。https://t.co/ApsIWoseSA
— オールドロンリーライダー (@lonelyoldrider) March 15, 2020
赤痢という言葉は耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか?昔に流行した病気のイメージが何となくありますが、細菌性赤痢とはどのような病気なのかというと、
細菌性赤痢は、赤痢菌を病原体とする腸管感染症です。
現在、日本で発生している細菌性赤痢のほとんどは国外での感染で、渡航中または帰国後発症し、診断されています。引用 : http://www.kansen-wakayama.jp/page/page017.html
細菌性赤痢は国外での感染が主とのこと。つまり国内での感染はあまりないということが言えます。
どのようなことで感染するのかというと、汚染された食品を食べたり、二次感染によって起こります。
食品では汚染された生水や飲料水、食べ物。二次感染では、手荒いが十分にできていないままの感染者が調理したものを食べる。感染者が触れたドアノブや水道のじゃ口などに触れる。ハエからも感染します。
潜伏期間は1~5日。赤痢菌が少なくても感染を起こすため集団感染が起こります。
大人よりも小さな子どもへの感染がみられます。
今回の場合がそうですよね。
症状としては、腹痛や下痢、発熱、血便。子どもや高齢者では重症となる場合もあるとのこと。
それでは予防法としてはどのようなものがあるのか?お届けしていきましょう。
細菌性赤痢の予防法は?昨年も保育所などで感染者が…
細菌性赤痢の予防法としては、赤痢菌は熱に弱いため加熱調理をすること。しっかりと手洗いをすること。品物などは消毒をすることで予防できます。
やはり、手洗いは大事ですね。
実は細菌性赤痢は昨年も日本で101人の方が感染しており、山形県の保育所での感染が確認されています。
山形県は12日、酒田市の保育所の園児5人と園児の家族の高校生1人が細菌性赤痢に感染したと発表した。この1週間で同じ保育所の園児、家族計22人の罹患が判明したことから、県は集団感染と断定。
この記事の配信時刻が2019年12月12日22時22分。https://t.co/MJHzuKX1J2
— clio the muse (@clio_the) December 17, 2019
保育所以外での感染者は秋田県・岡山県・東京・大阪・愛知県など。感染者数は少ないとは言ってもやはり気を付けなければいけない感染症と言えるでしょう。
愛知県高浜市の細菌性赤痢についてのネットの反応
愛知県高浜市の保育園で細菌性赤痢の感染者が確認されたことについてネットの反応はどうでしょうか。
愛知県高浜市の細菌性赤痢とは?予防法は?昨年も保育所などで感染者が…のまとめ
愛知県高浜市の細菌性赤痢についてと昨年も保育所などで感染者が出ていたことについてをまとめると、
・細菌性赤痢は赤痢菌による腸管感染症であり、国内外での感染が主である。
・国内での感染は二次感染や汚染された食品を食べることで感染する。
・予防法としては加熱調理・しっかりとした手洗い・品物は消毒をすること。
・昨年の日本での細菌性赤痢の感染者は101人。山形県の保育所で感染があった。
・他県では保育所以外での感染である。
細菌性赤痢菌とはどのような感染症なのかお分かり頂けたでしょうか?赤痢菌は少なくても感染するため注意が必要です。
加熱調理したものを食べる、手洗いをしっかりと行う、品物は消毒をすることで防ぐことができます。
日頃から他の感染症を予防するためにも特に手洗いは習慣化したいものです。
最後までお読みいただきありがとうございます。