社会・経済

小松製菓の従業員の幸せ!幸せ会の内容と満足度が高い仕組みとは?

カンブリア宮殿に従業員の幸せを第一に考えて利益を出している会社が紹介されます。

岩手県の「小松製菓」です。

従業員の満足度が高く、「幸せ会」という仕組みも大好評ということで、小松製菓の利益を生み出す仕組みに迫っていきます。

小松製菓の従業員の幸せとは!

小松製菓が考える従業員の幸せの根底には、創業者の小松シキからの教えから来ています。

小松シキは、子どもの頃からずっと苦労してきている経験から、
「つらいことがあっても感謝の心、“おかげさま”の気持ちを持つ人は必ず幸せになる」
と常に話されていたということです。

その意志を現在の社長が引き継いでいます。

この考えから従業員への感謝の気持ちが従業員への幸せを考えるようになったのでしょう。
社訓にも「感謝と創造」と唱われています。

そして小松シキの口癖といってもいいほどの言葉が、
「社員こそお客様」

この言葉を忠実に受け継いで来たからこそ従業員自らが「うちの会社はすごい」と喜んでもらえるような取り組んで来たと言われています。

従業員の幸せこそが仕事のモチベーションを自然に上げる源がって、

となっていて、良い仕事ができるようになると、自ずと自然に利益が上がるという

小松製菓の幸せ会とは?その仕組を解説!

小松製菓の従業員の幸せを生み出す仕組みの一つに、「幸せ会」というものがあります。
この幸せ会とはどのようなものなのでしょうか。

「幸せ会」は別名「幸せ年金制度」というもの。
2006年に開始して2019年で13年運用してきています。

これは、退職された社員にも幸せを提供しようとする企画で、勤続年数や出勤率によって違ってきますが、1人2万~5万円を退職から80歳になるまで年金として提供するものです。

ただ毎月ではなくて年2回の支給があります。
その支給のときには小松製菓が経営している「四季の里」に招待されて、食事をしながら手渡しでいただけるそうです。

年2回、元従業員同士で楽しい会話で楽しんでもらう機会も提供しているんですね。
さらにこのような企画があることを従業員が認識することで、自分たちのことを考えてくれているという思いがやる気スイッチを押してくれることにもなってます。

一石二鳥の施策となっていそうです。

小松製菓の従業員満足度が高い仕組みとは?

「幸せ会」での年2回の年金支給以外にも色々な従業員の満足度を上げる仕組みがあるというので紹介しましょう。

小松製菓の従業員満足度向上を行っていることの一つに、「誕生会」があります。

社員数は260人いるのですが、毎月その月に誕生日を迎える従業員を対象に常務の奥様の手料理でもてなすのが「誕生会」です。

ここで大切なのが、仕事が終わってからの時間を使ってということでなく、就業時間内に行うということ。
従業員の大切な仕事が終わったあとの時間を使うのでなく、就業時間内に行っていることがすごいことです。
通常であれば、就業時間内に行うとその時間を使って仕事をした方が売上が上がるので、ついつい損をするような感覚になってしまいがちですが、あえて就業時間内に行うことで満足度が向上します。

さらに、お土産があってタルトタタンのケーキが1ホールいただけるそうです。
タルトタタンの生クリームケーキの一例がこちら

まだまだ従業員満足度が向上する仕組みがあります。
それが、「育児休業制度」や「育児短時間勤務制度」「助成金」
そして、「子育て勉強会」

まずは、助成金制度では、保育園に通園する子どもがいると、1カ月に1万円の助成金がいただける制度です。

そして「子育て勉強会」は、外部講師を招いてから子育てに関する勉強会を開いています。子育ての悩みや疑問やこれから子育てをされる従業員の学びになればという思いで開催していて、就業時間内で行われるのも従業員の満足度向上になっています。

 

小松製菓の従業員の幸せ!幸せ会の内容と満足度が高い仕組みのまとめ

この数年では働き方改革が浸透してきて、無理な時間外労働など極力しなくて良いような風潮になってきていますが、従業員への還元の仕組みを取り入れている企業は少ないです。

そんな中で創業当時より従業員の幸せが企業の発展につながるという理念を貫いていることはとても素晴らしいですね。
現社長がその理念を純粋に引き継いていて、大きくバージョンアップした施策で満足度向上を加速してきているという印象を受けました。

・幸せ会の年金制度
・誕生会
・助成金
・子育て勉強会

これからも小松製菓の成長は期待できるのではないでしょうか。